リボンの騎士ザ・ミュージカル

正直な感想。
宝塚監修はダテじゃない。
今までのミュージカルはある意味ミュージカルではなかったと言っても過言じゃない。
餅は餅屋という慣用句の意味を改めて納得。


箙かおるさん、マルシアさんはさすがですね。
声の強さがまるで違う。
ハロメンも発声がいい感じにヅカってました。


で、サファイヤ役の愛ちゃん。
疲れのせいなのかきちんと発声練習してなかったのかは知りませんが、
ちょっと歌のミスが多かったですね。
高音部が伸びなかったりひっくり返ったり…


そんななか、箙さんやマルシアさんに引けを取らない存在感を出してたメンバーがいます。
歌でも芝居でもね。
魔女ヘケート役のミキティこと藤本美貴
所謂ヘケティです(ヲイ
出番が少ないのがウソみたいな存在感。
ヘケティの歌にはマジでゾクッと来た。


第1幕と第2幕の間の休憩やフィナーレを除くと2時間強ですか?
もっと長くてもいいと思った。
話の内容をもっと掘り下げれたと思うし、
まぁその辺は『舞台』であるが故、仕方ないところですね^^;;


さておいらが見た公演は8月10日の昼公演です。
そう、特別出演がなっちの回。しかもなっちの初日。
しかもなっちの生誕公演だ!!ヽ(゚∀゚)ノ
何もないワケがないってことで終演後のカーテンコールでなっちコール。
なっち号泣です。
頃合いを見計らって岡πが舞台上手にはける。なっちは全く気がつかない。
するとオケ隊が『Happy Birthday』を演奏し始めます。
この辺りも生演奏の強みですね。
皆で合唱していると(正確には斉唱だけどまぁその辺は…)岡πがケーキを持って再登場。
なっちまた感激。
ローソクの火も消せないくらいに感動してました。


そうそう、さっきから生演奏生演奏言ってますが、
この公演はフィナーレを除き全て生演奏です。
そのオケ隊はステージ向かって左奥にいるのですが…
オイラも左側にいたからオケ隊が殆ど見れない罠…
ヲタ的に考えればどーでもいいことかもしれませんが、
『演劇』を観覧しに来た者からすればこれは痛いです。
右側から見ればどうなってたかは知りませんが、
少なくともチケットがA席なら右側の席をお勧めしますよ。(マジ


というわけでなっちの特別出演の回の公演を見たわけですが…
正直他のメンバーの回も見てみたいです。
梨華フランツの回やあややフランツの回、さらにはののピエールの回。
この4回をいろいろな角度から見てみたい。
そう思わせる公演です。
この公演内容でA席5000円は安いです。